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NHKvs文春バトル勃発 元記者が書いた森友学園本に「虚偽の記述」

 NHKと文芸春秋の間でバトルが勃発した。元NHK記者の相沢冬樹氏が、森友学園に関する自らのスクープを報道局長の意向で書き直しさせられたとした著書「安倍官邸VSNHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由」(文芸春秋)をめぐり、NHKが19日、「主要な部分において虚偽の記述が随所に見られる」と猛反論を始めたのだ。

 NHK大阪放送局の司法キャップだった相沢氏は今年8月にNHKを退職。書籍によると、退職理由は森友学園に関するスクープが報道局長の意向でトーンダウンして放送されたなどとしている。

 これに対し、NHKは19日の定例会見で、「主要な部分において虚偽の記述が随所に見られる上、未放送原稿を規則に反して持ち出し、加工した上で公表もしており、極めて遺憾だ」と強い表現で非難のコメント。

 その上で、文芸春秋や相沢氏への抗議については、記者が守るべきルールの逸脱が各所で見られるとした上で、「そういったことに鑑み、NHKとして必要に応じ対応を検討していきたいと考えている」とした。

 一方、文芸春秋側は同日、「NHKという公共放送がその国民的関心事を、国民に正しく報じたかを検証する上でも、有益な内容であると確信しています」とコメントしている。

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