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マティス氏後任人事、日米同盟への影響は? 米軍関係者の間でも後任の見当つかず (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領(72)は20日、ジェームズ・マティス国防長官(68)が来年2月末に辞任し、近く後任人事を発表するとツイッターで伝えた。トランプ政権の外交・安全保障政策に安定感を与えていた「良識派長官」の後任は誰になるのか。日米同盟への影響も懸念されている。

 現時点で、後任候補としては、ジャック・キーン退役陸軍大将(75)や、共和党のトム・コットン上院議員(41)、同党のリンゼー・グラム上院議員(63)らの名前が挙がっているという。

 キーン氏は、イラク戦争で戦果を挙げ、2003年に退役。イラク占領政策の助言にも携わった。「ネオコン」とされ、ワシントン・エスタブリッシュメントとは遠い。トランプ氏が大統領選に勝利し、国防長官ポストを検討していた16年11月、マティス氏とともに有力候補として名前が浮上していた。

 コットン氏は、ハーバード大学大学院修了のエリート弁護士として働き始めたころ、米中枢同時多発テロ(01年)に衝撃を受けて、米陸軍に入隊し、イラクやアフガニスタンに派遣された。14年にアーカンソー州から上院議員に当選した。上院軍事委員会に所属する。

 共和党重鎮であるグラム氏はサウスカロライナ州選出。米朝関係が緊迫化していた昨年8月、テレビの報道番組に出演し、「北朝鮮の核計画と北朝鮮そのものを崩壊させる軍事的選択肢は存在する」と主張して注目された。

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