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安倍首相 新春独占インタビュー(後編) 日露交渉「我々の世代で終止符を打つ」 衆参ダブル選挙は「頭の片隅にもない」 (3/3ページ)

 --消費税増税は

 「19年10月に予定する消費税率8%から10%への引き上げは『最大のチャレンジ』だ。お年寄りも、若者も安心できる全世代型の社会保障制度へと転換する。消費税増税で、景気を腰折れさせることがないよう、予算や税制を総動員して、十二分な措置を講じる。経済の回復基調を持続させる」

 --米中対立など、不安要素もあるが

 「リーマン・ショック級の出来事が起こらない限り、実施する」

 --19年6月にG20を開催する大阪では、25年に万国博覧会もある

 「1964年の東京五輪後、70年に大阪万博があった。私も学生時代に行って『月の石』をかなり並んで見た(笑)。世界中から多くの人々が来ていて、誇らしい気持ちになった。2020年東京五輪後に、25年大阪万博がある。世界に驚きと感動を与えられる五輪・万博を期待したい。この勢いは、日本全体に広がると思う」

 --19年夏には参院選がある

 「しっかりと政策を進めて結果を出し、国民の審判を仰ぎたい。選挙に勝利の近道はない。各候補者も全力を尽くしていくことが大事だ」

 --衆参ダブル選挙はあり得るか

 「衆院解散は頭の片隅にもない」

 --最後に、平成30年間で最大の出来事は

 「個人的には、平成3(1991)年に父(=晋太郎元外相)が他界し、同5(93)年の衆院選に初挑戦した。あの選挙は厳しかった。初当選が強く印象に残っている。個人的以外では、東日本大震災が発生した同23(2011)年や、阪神・淡路大震災とオウム事件が連続した同7(95)年は忘れられない」

(矢野将史、村上智博、海野慎介)

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