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熊本で震度6弱…次に危ない「神奈川・静岡」 専門家が警告「兆候出ている」 (2/2ページ)

 地殻変動を分析し、地震が起きる前の兆候をキャッチする地震科学探査機構(JESEA)。新春特別号の記事を監修した同機構によると、東京、千葉、神奈川、埼玉、静岡、山梨などを含む南関東・静岡エリアで、18年9月2日から29日まで気になる動きがあったという。

 同機構の会長で測量工学の世界的権威、村井俊治・東大名誉教授がこう続ける。

 「高さと水平方向に異常変動が集中している。伊豆半島、御前崎などが沈降し、駿河湾の沈降は徐々に面積を広げ、静岡県東部にひずみがたまっている。熊本地震が起きる6カ月前、北海道地震の胆振(いぶり)地方でも3~4カ月前に沈降が広がった。震度5以上の大きい地震が起きかねない」

 もう1つは、大阪を含む南海・東南海エリア。同年9月2日から10月13日までに目立った動きがあった。

 「福井から滋賀、奈良、三重、和歌山、徳島周辺で帯状に高さ変動が出る事例は初で驚いた。(高知県の)足摺岬や室戸岬、(和歌山県の)潮岬にかけて駿河湾ほどではないにしても沈降が起きている。中国(沈降)と四国(隆起)の間はひずみがたまり、紀伊半島や紀伊水道、瀬戸内海周辺まで危険だ」(村井氏)

 同機構では会員制サイト「MEGA地震予測」(http://megajishin.com/)で随時、情報を発信中。天災は忘れたころにやってくる。備えだけは忘れてはならない。

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