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【親も知らない今どき入試】歴代「センター試験」志願者ランク 18歳人口が平成最少でも…今年は歴代10位の志願者数 (2/2ページ)

 今年の志願者は57万6829人で歴代10位だ。昨年より5842人、1%減だった。予備校関係者は「昨年は文科省の私立大定員の厳格化政策で、合格者を減らす大学が続出し、一般入試が厳しくなって、受験生は併願校を増やす対策をとりました。しかし、一般入試の受験料は高く、安く抑えるためにセンター試験利用入試を活用し、センター試験の志願者が増えたとみられます。それが、少子化もあって、今年は現役の志願者が減っています」という。

 18歳人口で見れば、今年は平成で最少の約117万人だ。その中で10位だ。今年と昨年を除くと、すべて平成9年から16年に集中している。18歳人口は9年に168万人、そこから減少して16年に141万人。今年は16年と比べても17%も減っている。その中での10位なのだから、センター試験人気は高いといえよう。

 ■安田賢治(やすだ・けんじ) 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。1956年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。私立学校のコンサルティングにも協力。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版)など。

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