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【長谷川幸洋「ニュースの核心」】「自分で自分の首を締める」形に…「反日親北」路線で墓穴掘る文政権 (1/3ページ)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権は日本を攻撃して、自分の国をどうしたいと思っているのだろうか。

 「反日・親北」路線で北朝鮮と南北統一を果たし、中国の勢力圏に入ったとしても、韓国の自由だ。だが、それで経済が回っていくかといえば、難しい。韓国経済は日本依存で成り立っている面が大きいからだ。文政権は「自分で自分の首を締める」形になってきた。

 韓国は輸出の国内総生産(GDP)比が2015年で45・9%(世界銀行)と半分近くを占めるように、貿易で稼いでいる。とりわけ、日本は中国、米国に次ぐ3番目の貿易相手国である。

 問題はその中身だ。

 日本からは部品や素材、工作機械を輸入し、それらを使ってつくった製品を輸出している。精密部品や精密加工をする日本の機械は、他の追随を許さない。言い換えれば、韓国は日本の部品や素材、工作機械がないと「メイド・イン・コリア」を世界に輸出できない構造になっている。韓国は恒常的に対日貿易赤字でもある。

 そうだとすると、日本企業が「俺たちをいじめるなら、韓国とは取引しない」と言い出せば、困るのは韓国ではないか。例えば、日本が独占状態にある高品質なフッ化水素を供給しなくなれば、韓国は半導体を製造できなくなる。半導体製造にフッ化水素は不可欠だからだ。

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