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「殺人インフル」に列島震撼 患者数163万人突破、ホームから転落死も

 インフルエンザが猛威をふるっている。患者数は全国で163万人を突破、200万人に到達しそうな勢いだ。死者も続出し、高齢者、小学生、22日にはウイルスに感染していた女性がホームから転落して亡くなる痛ましい事故も起きた。感染力が強く、本格的な流行期はこれから。手洗い、うがい。自己防衛を徹底するしかない。

 22日午前、東京都目黒区上目黒の東京メトロ日比谷線中目黒駅で、会社員の女性(37)=同区=がホームから転落、進入してきた電車にひかれ、死亡した。体からインフルエンザウイルスが検出されたことから警視庁目黒署では体調不良で転落したとみている。

 長野県北部に住む小学4年生の男児は13日にインフルエンザ脳症で死亡していたことが22日に判明し、兵庫県淡路市の養護老人ホーム「北淡荘」では、高齢の入所者ら計74人が集団感染し7人が死亡。まさに殺人インフルの様相だ。

 厚生労働省は全国で推計約163万人(13日時点)の患者が医療機関を受診したと発表。インフルは例年、1月末から2月上旬にかけて流行がピークを迎えるため、200万人超えは避けられないとみられる。

 感染力が強いため、人が密集する空間や、罹患した子供のいる家庭などは危険で、厚労省は、こまめな手洗いや、せきやくしゃみが出るときはマスクを着けるといった「せきエチケット」の徹底も呼び掛けている。

 22日発行の夕刊フジ「今から間に合うインフルエンザ予防」(電子版でバックナンバーが読めます)では、「免疫力を高めるために腸内環境を整える」ことをアドバイス。かかってからでは遅すぎる。やれることはすべてやっておこう。

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