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仏ルノーも韓国を“拒絶”! 労組の過激行動に「議論できない」 身動き取れない韓国自動車産業 (3/3ページ)

 朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「ルノーサムスンの給与は日産の工場より高く、現代自動車はそれ以上ともいわれる。人件費が高く、ストライキばかり起きる不安定なところに仕事を任せるわけがない」と解説する。

 現実離れした要求を繰り返し、韓国の自動車業界を危機に追いやった元凶とされるのが、世界有数の戦闘的労組として知られる全国民主労働組合総連盟(民主労総)だ。韓国の自動車メーカーの労組の多くは、民主労総の傘下にあるとされる。

 松木氏は「民主労総はロウソクデモを組織し、文在寅(ムン・ジェイン)政権をつくり、現在どんどん組織を拡大している。もともと左翼民族主義者である文氏はもっと過激な改革をやりたいのだろうが、大統領の立場ではなかなかすぐにはできない。このため、民主労総を使って、韓国を社会主義化の方向に持っていこうとしているのではないか。民主労総は無理は承知で、経営者を追い詰めているわけで、社会主義一歩手前の労働者参加型の経営を要求しているように見える」と指摘した。

 韓国はついに、自由民主主義を捨て去ろうとしているのか。

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