記事詳細

テキシア詐欺事件 別会社設立し出資金集め続ける

 投資コンサルティング会社「テキシアジャパンホールディングス」(千葉市)を巡る460億円の巨額詐欺事件。逮捕された同社会長で自称「KING」こと銅子正人容疑者(41)らが2017年7月に仙台市青葉区に別会社を立ち上げ、テキシアと同様の内容で出資金集めを続けていたことが16日、分かった。

 テキシアは16年7月に債務超過になり、17年9月には会員への配当を停止。インターネット上などでは「詐欺ではないか」などの指摘も相次いでいた。愛知、岡山両県警は、テキシアの債務を補填する目的で設立した可能性も視野に全容解明を進める。

 登記簿などによると、別会社は逮捕されたテキシア幹部ではない男性が代表に就任。だが別会社の元会員によると、イベントではテキシアと同様、「KING」を自称する銅子容疑者が「日本経済を回さなければならない」と演説したり、歌を歌っていた。

 別会社はこの元会員と金銭消費貸借契約を結び、1口100万円に対し月3%の配当を約束。元本も保証するなどテキシアとほぼ同じ内容だった。テキシアでは配当を「元気玉」と称していた。

 一方、テキシアの会員によると、17年8月、同社スタッフから「テキシアから名前が変わった。再入会費用として10万円が必要で、払わなければ配当の保証はない」と通告された。男性は応じたが、配当は支払われなかった。

 テキシアでは、銅子容疑者を頂点に「ディレクター」「エバンジェリスト」など4つの階級に分かれたピラミッド構造で出資者がランク付けされていた。