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【勝負師たちの系譜】失冠の羽生九段が1位 “戦国”を象徴…2018年獲得賞金ランキング (1/2ページ)

 日本将棋連盟では毎年、棋士の獲得賞金ランキング(10位まで)を発表している。

 賞金とは、タイトル戦やトーナメント棋戦の優勝賞金(準優勝も)のほか、予選の対局料、毎月の固定給も含まれ、イベントや出版の収入は別だ。

 固定給(正確には参稼報償金)とは、順位戦の対局料の代わりに、主に名人戦の契約金から毎月均等にして支払われる金額で、クラスによって大きく違う。違いを簡単に言えば、A級から1クラス落ちるごとに七掛けと言ってよい。これに他の棋戦の活躍度も加味して支払われる。

 昨年(2018年)のトップは、羽生善治九段の7552万円。タイトルをすべて失った年に1位とは皮肉だが、名人戦、ヒューリック杯棋聖戦、竜王戦と3つのタイトル戦に出場し、一昨年の竜王奪取の賞金が昨年入ったとすれば、この群雄割拠時代では当然と言える。

 囲碁界のトップの井山裕太五冠の、1億4696万円と比べるとかなり差があるが、ひと頃は七冠を独占していただけに当然であろう。羽生も20年以上前の七冠時代には、同額程度あったはずだ。

 2位は佐藤天彦名人の、5999万円で、3位が渡辺明二冠(棋王と王将)の5119万円と続く。

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