記事詳細

米朝“決裂”で…金正恩氏「斬首作戦」復活か? 南北融和に突き進む韓国・文政権も共倒れの道 国際投資アナリスト・大原浩氏緊急寄稿 (3/3ページ)

 2度にわたる米朝首脳会談で、北朝鮮の指導者が米国大統領と直接会談したのは、大きな功績だとされている。しかし、中国の頭越しに米国と直接交渉をすれば、今後中国の助力に多くは期待できなくなり、戦略的には不利な立場に立つのだ。ましてや中国は米国との貿易戦争の真っ最中という微妙な立場にいる。

 さらには、不明な部分が多いが、タイミングを合わせて、暗殺された金正男(キム・ジョンナム)氏の長男をかくまっているとする団体が、「自由朝鮮」という名称で、「臨時政府」の樹立を宣言した。

 これが現実味のある動きなら、後ろ盾だった中国との関係が微妙になっている正恩氏が、「斬首作戦」や「クーデター」の危険性にさらされる可能性が高まるだろう。

 そして、金正恩政権の代弁者のようにふるまっている韓国の将来についてはいうまでもない。このままでは正恩氏と共倒れする運命は避けられないだろう。

 ■大原浩(おおはら・ひろし) 人間経済科学研究所執行パートナーで国際投資アナリスト。仏クレディ・リヨネ銀行などで金融の現場に携わる。夕刊フジで「バフェットの次を行く投資術」(木曜掲載)を連載中。

関連ニュース