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【有本香の以毒制毒】安倍首相相手に“ごっこ”するアホ議員たち…「平和憲法」クイズはこう出題せよ! (1/2ページ)

 国会でもメディアにおいても、憲法議論が一向に進まない。実に由々しきことである。

 北朝鮮の状況は好転せず、中国はとうとう日本の4倍の軍事費を持つ国になった。にもかかわらず、国会の様子をのぞくと、総理大臣相手にクイズごっこに興じ悦に入るアホ議員が目についたりする。まさに「茹(ゆ)でガエルの楽園」が、そこにある。

 件のクイズマンは以前、同じく国会で「日本国憲法クイズ」をやって多くの国民の失笑を買った。

 どうやら、自身がいかに日本国憲法や法律に詳しいかを披瀝(ひれき)したいらしいが、このような「優等生おバカ議員」が国会にはワンサカいる。

 そんな優等生たちなら当然、日本国憲法が「ハーグ陸戦条約」と相いれない部分のある代物だと知っていよう。

 同条約は、1899年に定められたいわゆる戦時国際法の1つで、戦争や戦闘のやり方から降伏、休戦まで、戦争における義務と権利が具体的に規定されている。43条には「戦勝国が敗戦国の法律を変えることは許されない」旨が書かれてあるが、これに照らせば、事実上の占領者であった米国が、日本国憲法を制定させたことは、どう考えてもおかしい。

 だが不思議と、優等生議員らのクイズでは、こうした日本国憲法の成り立ちに関することや、正当性への疑問などはついぞ聞かれない。

 一方、一部マスメディアは、この憲法の特に9条があったおかげで、戦後の日本は平和であり続けたと、いまでも言っている。彼らの言う「平和」とは、数多くの拉致被害者と、そのご家族は享受できなくてもよいもののようだ。

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