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【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】青天の霹靂! 地球をかすめた小惑星…近年増加傾向に (1/3ページ)

 3月16日に、小惑星が地球をかすめるように通過した。直径約8メートルの小惑星だが、地球と月の間の約半分の22万キロの距離だった。この距離は近い方だ。

 2017年に近づいて話題になった小惑星「2014 JO25」の最大径は650メートルだったが、一番近づいたときにも180万キロあった。月までの距離の約5倍である。

 これは04年に小惑星「トータティス」が156万キロまで近づいて以来13年ぶりのことだった。トータティスは直径約5キロだった。

 もっと小さくて10メートル級の隕石(いんせき)が落ちてきても、大変なことになる。

 たとえば、13年にロシア西南部・チェリャビンスクに落ちて爆発した小惑星は約17メートルの大きさだった。明るい流れ星はいくつかのドライブレコーダーに捉えられた。衝撃波で東京都の面積の7倍もの範囲で4000棟以上の建物を破壊して1500人もの重軽傷者を生んだ。

 18年末には、10メートルほどの小惑星がベーリング海に落下した。幸い被害もなく、見ていた人がいない海上だった。ベーリング海は米国アラスカ州とロシアを隔てる海だ。サケやカニなどの好漁場として知られる。この小惑星は秒速約30キロで大気圏に突入して爆発した。

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