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小池都知事に「権力の私物化」疑惑 特別秘書を都の監理団体社長に推薦「適材適所で選んだ」

 小池百合子都知事に「権力の私物化」疑惑が直撃した。知事特別秘書を務める野田数(かずさ)氏(45)が3月末で退任したが、都が51%出資する監理団体で、浄水場の管理運営などを行う東京水道サービス(TSS)の社長に推薦するというのだ。記者会見でも追及され、都議らも猛然と批判している。

 「天下りには当たらない。適材適所で選んだ」「内部統制が大きな課題になっており、強力な牽引役が必要だ」

 小池氏は3月29日の定例会見で、記者から「知事の側近が、関連団体に『天下り』のようなかたちで就く」と問題視され、こう反論した。

 野田氏は元都議で、衆院議員時代の小池氏の秘書。小池氏が知事に就任した2016年8月以来、特別秘書を務めてきたほか、翌年の都議選で最大会派に躍進した地域政党「都民ファーストの会」の立ち上げを主導した側近中の側近である。

 小池氏の決断に対し、ネット上では「天下り」批判が殺到している。

 都民ファーストの会を離党して、地域政党「自由を守る会」代表を務める上田令子都議は29日、自身のツイッターに「まさに小池知事側近人事」「税金と権力の私物化に他ならない!」と書き込んだ。

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