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“声に出して読みたい”新元号『令和』 教育学者・齋藤孝氏が評価「すがすがしくテンポがよい」 (1/2ページ)

 万葉集を出典とした新元号「令和」。『声に出して読みたい日本語』で知られる明治大文学部教授で教育学者の齋藤孝氏は、「すがすがしくテンポがよい。平成よりもなじむのが早いのでは」と評価、格差拡大の抑制への願いを読み解いた。

 「令(れい)」という音について、日本語では「R(らりるれろ)」で始まる言葉はあまり多くなく、新しさがある。

 本来の意味は「神の意志をひざまずいて聞く」というものだが、「令嬢」「令息」「令夫人」などに使われるようにすがすがしさもある。出典をみると「初春の令月」なので、「よい月、素晴らしい月」という自然の素晴らしさも伝わってくる。

 2文字目の「和」も落ち着きがよく、なじみやすい。「風がやわらいでいる」というような、日本らしく優しい意味合いを持つ。みんな和らいで心を一つにするという点では「平成」とつながっている印象を受ける。

 「れいわ」の音の数は3音で、「昭和(しょうわ)」「明治(めいじ)」に近い。3音は言語の効率性も非常にいい。

 3音は「5・7・5」と同じく奇数でテンポがいい。今回は平成の初頭と比べると、体になじむのが早いのではないかとも思う。

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