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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「平成」》新元号発表の舞台裏 (1/2ページ)

 新元号が「令和」に決まった4月1日。天皇陛下と皇太子さまには、国民への公表より一足早く、新元号が伝えられた。

 「報道でご覧になるのはよくない。発表前にきちんとお知らせしようと検討した」

 宮内庁幹部が伝達の内幕を明かしてくれたが、平成の時代に進展したITを用いない“アナクロ”な手法に驚いた。

 まず臨時閣議で新元号が決まると、官邸から宮内庁長官のもとに“電話”で連絡。「令和」の字解きと「万葉集が出典」という2点を聞き取った長官は、皇太子さまのお住まいの東宮御所に待機する宮内庁次長に、これまた“電話”で連絡した。

 ここからがもっとアナクロ。長官は陛下に、次長は皇太子さまと面会し、それぞれ「令和」と自筆した“メモ書き”を見せながら説明したという。

 「説明に使ったメモを見せてほしい」。その日の会見で記者から頼まれた次長は「ダメです。これは私の宝物」と言いつつも、胸ポケットからメモに使ったペンを取り出した。

 万年筆? 「いや、水性ボールペン」(次長)。

 そこはせめて、筆ペンでしょう、と心の中で突っ込みを入れながら、歴史的な日のドタバタぶりを垣間見た気がした。