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【親も知らない今どき入試】全国区化する京大とローカル化進む東大 東大+京大の出身校別合格者ランク (1/2ページ)

 今週は、3月末現在判明分の東大と京大の出身校別合格者合計ランクを紹介したい。

 トップは開成で196人だった。内訳を見ると昨年より12人増え、東大合格者が38年連続トップとなる187人だ。開成は平成時代すべて東大トップだった。2位は灘の122人で、東大は17人減の74人、京大は6人増の48人だった。灘校関係者は「今年の灘の卒業生219人のうち、理系は180人以上で圧倒的に理系が多く、医学部人気が高かったようです。東大の文系学類の合格者は昨年と比べて半減していますから、それが東大合格者減少の理由でしょう」という。最難関の東大理IIIに20人、京大医学部医学科に26人合格し、どちらもトップだ。3位は筑波大付駒場と麻布の113人。筑波大付駒場はすべて東大合格者。卒業生の7割近くが東大に合格していることになる。麻布の東大は100人で、京大が13人と多かった。

 近年は首都圏からの京大合格者が増えている。今年、京大の地元近畿2府4県からの合格者の割合は47・6%で5割を切った。10年前には55・3%だったから7・6ポイントも下がっている。しかも1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)からの合格者の割合は10年前に比べると、6・6%から13・3%に倍増している。京大の全国区化が明らかだ。山中伸弥教授のノーベル賞受賞以降、“研究の京大”のイメージが強まっていることも人気の理由だろう。

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