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衆院補欠選、小沢+共産“野党共闘”の行方… 大阪12区「ステルス出馬」宮本氏の支援要請受け入れ (1/2ページ)

 統一地方選前半戦を終え、衆院大阪12区(寝屋川市、大東市など)、沖縄3区(名護市、沖縄市など)の補欠選挙が9日告示された。注目の1つは、大阪12区から「無所属」としてステルス出馬した共産党前職の宮本岳志氏(比例近畿、出馬届け出を受けて自動失職)を、他の野党がどう支援するかだ。共産党は党綱領に「自衛隊解消」「日米安保の廃棄」を掲げており、政権獲得を目指す立憲民主党などの対応が問われている。

 「国政選挙で野党不戦敗はあってはならなかった。決断に敬意を表する。力を合わせて勝利を勝ち取ろう」

 自由党の小沢一郎代表は8日、寝屋川市を訪れ、宮本氏をこう激励した。

 同補選は、自民党の北川知克元環境副大臣の死去に伴うもので、北川氏のおい、晋平氏が「弔い合戦」で出馬。野党は、宮本氏のほか、日本維新の会の藤田文武氏や、無所属の元職、樽床伸二氏も加わり、混戦模様だ。

 共産党の意気込みはすごい。すでに公認を決めていた新人を取り下げ、知名度のある宮本氏に差し替えた。共産党議員が無所属での「ステルス作戦」に出るのは1922年の結党以来、異例中の異例のことだ。

 これに対し、小沢氏率いる自由党は5日、志位和夫委員長の支援要請を受け入れ、宮本氏に「推薦」を出した。ただ、立憲民主党や国民民主党は現時点で「自主投票」にとどまっている。

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