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【高橋洋一 日本の解き方】「大阪ダブル選」維新勝利の意味 「都構想」住民再投票へ前進、増税反対の「民意」も示された (1/2ページ)

 大阪ダブル選挙は日本維新の会vs反維新の戦いとなったが、府知事選は吉村洋文氏、市長選は松井一郎氏といずれも維新側が勝った。この結果を受けて、今後の都構想や大阪経済はどうなるだろうか。

 投開票日は、投票締め切りの午後8時直後に、NHKから当確が出たほどの維新の圧勝だった。事前の世論調査では、市長選で維新の劣勢や互角が報じられていたが、フタを開ければ、大阪で維新は強かった。

 ある出口調査では、市長選で維新支持者のほぼ10割、自民支持者の約3割、無党派層の約5割が松井氏に投票したという。都構想に賛成する人は全体の6割だったという。府知事選の出口調査でも、都構想に賛成する人は6割以上だった。

 今回のダブル選は都構想が争点だった。選挙は水ものではあるが、維新はこれまでの府市での行政実績も十分あり、さらに2025年の万博と夢洲(ゆめしま)のIR(統合型リゾート)という将来への布石も打ってきたことが府民・市民に評価されたようだ。

 漫才コンビ、ブラックマヨネーズの吉田敬氏は選挙当日のツイッターで、《【大阪】人が必死で考えて、結果まで残して言う意見に対して、「それは違います」と言いきる。背筋を伸ばし首を横に振るだけ。そして、代替案は話し合いが大事だという。いいか? 相手の意見を首振って否定する、そんな奴が話し合いで解決できるとか言わないで欲しいんだ》とつぶやいた。多くの大阪の人の思いを代弁していたのではないだろうか。

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