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スクープ!「証拠動画」を公開! 野田元首相が“忖度” 応援演説で「予算付け」「あうんの呼吸…」 (1/2ページ)

 野田佳彦元首相が、菅直人内閣の財務相時代、参院選と市長選の応援演説で、「『予算を付けます』というと職務権限に関わって…」「あうんの呼吸でやっていきたい」などと、「利益誘導」「忖度(そんたく)」を疑われかねない発言をしていた動画を、夕刊フジは入手した。民主党政権の流れをくむ野党各党などは、塚田一郎前国土交通副大臣が、山口、福岡両県を結ぶ「下関北九州道路」事業をめぐり、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相を「忖度した」と発言した問題や、桜田義孝前五輪相の被災地をめぐる失言を徹底追及している。野田氏のこの発言も究明すべきではないか。

 注目の動画は、2010年7月、千葉県鎌ケ谷市内で、野田氏が夏の参院選と市長選の応援演説を行う様子が収められていた。現場にいた市民が撮影し、発言に疑問を感じて保存していた。野田氏は、衆院千葉4区(船橋市)の選出である。

 市長選の候補者が、同市が抱える課題について説明した後、野田氏はマイクを手に、次のように語り始めた。

 「みなさんこんにちは。6月8日に菅直人新内閣の下で財務相を拝命しました。先ほど、○○候補からごあいさつがありました。○○さんとは、彼が初めて選挙に出て以来の付き合いです」

 「先ほど、鎌ケ谷のいろんな課題のお話がありました。『分かりました。予算付けます』というと、職務権限に関わって、選挙違反になってしまいます。『あうんの呼吸』でこれからやっていきたいということを、忘れずに申し上げておきたいと思います」

 野田氏は当時、莫大(ばくだい)な国家予算と徴税権などを握り、「官庁の中の官庁」「最強の官庁」と呼ばれる財務省のトップだった。撮影者もそうだが、動画を見る限り、「そこまで言うのか…」とあぜんとせざるを得ない。

 前出の塚田氏は1日、北九州市内で行われた福岡県知事選の応援演説で、「下関北九州道路」事業をめぐり、「安倍首相や麻生副総理が言えないので(国直轄事業の調査費を付けることについて)私が忖度した」と語り、猛烈な批判を浴びた。

 当たり前だ。事実なら「利益誘導の自白」であり、有権者にウソをついたのなら「政治家として失格」といえる。

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