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スクープ!「証拠動画」を公開! 野田元首相が“忖度” 応援演説で「予算付け」「あうんの呼吸…」 (2/2ページ)

 塚田氏は「大勢が集まる会で、われを忘れて事実とは違う発言をした。誠に申し訳ない」などと釈明し、5日、副大臣を辞任した。だが、「忖度発言」は収まっていない。野党もメディアも、真相解明に向けて、厳しい追及を続けている。

 ならば、類似性の高い野田氏の発言も究明すべきではないか。

 夕刊フジは9日、野田氏の事務所に、(1)「分かりました。予算付けます」という言葉は、利益誘導をにおわせた発言といえないか?(2)「あうんの呼吸で、これからやっていきたい」という発言は、「忖度」して予算を付けると言おうとしたのか?(3)野田氏のあいさつは、塚田氏の「忖度発言」と酷似していないか?(4)民主党政権時に、塚田氏のような「忖度発言」はなかったと言い切れるのか-の4点について質問状を送った。

 期限の10日正午まで回答がなかったため、同日午後、国会内で野田氏を直撃した。

 野田氏は「(質問状は)チラッと見た。あとは秘書が答える」と答え、車に乗り込んだ。

 ほどなく、野田事務所から電話で、「(鎌ケ谷市側から)具体的な要望があったわけではなく、『地元の声を十分、聞いていきたい』との趣旨だ。『忖度』とか『利益誘導』という話ではない」とのコメントが寄せられた。

 夕刊フジでは、鎌ケ谷市にも「民主党政権時代に、野田氏のおかげで予算措置が実現したり、国庫負担の割合が高まった独自の施策はあるのか?」と質問した。同市企画財政課財政室の担当者は「ない」と答えた。

 実は、民主党政権時代に、党幹部らによる「利益誘導」と受け取れる発言が、何度か報道されている。

 政治評論家の伊藤達美氏は「政治家が、国民の声を聞くことは当然だが、職務権限を持つ大臣や副大臣が選挙応援の時に『予算を付ける』などと、具体的なことを言ってはダメだ。まもなく、『令和(れいわ)』という新しい時代を迎える。与野党とも古い政治は止めるべきだ。日本を取りまく厳しい環境に応じた政治をすべきだ」と語っている。

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