記事詳細

“改革”掲げる文政権下で…韓国経済支える財閥がまた一つ「解体」 アシアナ航空、売却へ (1/2ページ)

 韓国経済を支える財閥がまた一つ、危機に立たされた。国内大手2位のアシアナ航空を保有する錦湖(クムホ)アシアナグループが15日、同航空の保有株式の売却を決定したと発表したのだ。これに伴い、同グループは「事実上解体」とも伝えられている。財閥改革を掲げる文在寅(ムン・ジェイン)政権下で、財閥一族への風当たりが強まるなか、同グループの運命は風前のともしびだ。

 「アシアナ航空の未来の発展、約1万人の従業員の未来を考え、売却を決定した」

 グループは15日、取締役会の議決を経て、こう明らかにした。今後、売却手続きが進み、売却先としては別の財閥が浮上している。

 アシアナ航空では昨年から、トラブルが続いていた。

 昨夏には、国際線の機内食を出発予定時間までに積み込めず、離陸が大幅に遅れたり、機内食なしで運航したりする事態が相次ぎ、グループの朴三求(パク・サムグ)会長(当時)が謝罪に追い込まれた。

 今年になっても、監査法人が3月、決算報告書に不備があるとして承認せず、株式市場で株式が売買停止となるなど混乱。朴氏は責任を取って、グループ会長やアシアナ航空の代表取締役などを辞任し、経営から退くと発表した。

関連ニュース