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維新・松井代表が断言 堺市長に「公人の資格なく倫理観が欠如。リコールしかない」

 堺市の竹山修身市長の後援会や資金管理団体の収支報告書に、約2億3400万円もの記載漏れがあった問題で、大阪維新の会代表の松井一郎・大阪市長は、堺市議会に再提出予定の不信任決議案が否決された場合、維新として「竹山氏の解職請求(リコール)運動」を始める考えを示した。

 「公人の資格はなく倫理観が欠如している。完全な違法、脱税行為だ」「(不信任決議案を可決できなかった場合)政治家を辞めてもらうにはリコールしかない」

 松井氏は16日、大阪市役所で記者団に対し、こう言い切った。

 堺市議会では3月、維新の市議団が不信任決議案を提出したが、自民党や公明党など他会派の反対多数により否決された。維新議員団は近く、不信任決議案を再提出する方針だ。

 堺市選挙管理委員会などによると、有権者の約3分の1(約18万人)の署名が集まれば地方自治法に基づき、リコールの是非を問う住民投票が実施される。過半数の賛成があれば竹山氏は失職となる。

 竹山氏は15日、不記載総額が約2億3400万円に上ることを明らかにしたが、「私的流用はない」として辞職を否定している。

 ただ、あまりに多額の記載漏れのため、検察などの強制捜査を求める声が高まっている。