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「F35A」日米捜索大作戦 最新鋭の潜水艦救難母艦「ちよだ」出動!「絶対に他国に渡すわけにはいかない」 (1/2ページ)

 航空自衛隊三沢基地の最新鋭ステルス戦闘機「F35A」が青森沖で墜落して16日で、1週間が過ぎた。現場周辺海域では、自衛隊と海上保安庁、米軍などによって、墜落機とパイロットの捜索が24時間態勢で続いている。F35Aは機密性が高く、周辺国が機体回収を狙っているとの懸念もある。海上自衛隊は最新鋭の潜水艦救難母艦「ちよだ」を出動させた。

 「F35Aは非常に保全すべき機密をたくさん含んだ機体だ」「わが国が主体となりつつも、米国の協力支援も得てしっかりと原因を究明したい」

 岩屋毅防衛相は16日の閣議後記者会見で、こう語った。

 日米両政府は19日、ワシントンで外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を開く。墜落事故についても議論されるが、パイロットの救助と、原因究明のためには機体発見が重要となる。その切り札が、江戸城の別名「千代田城」を由来とする「ちよだ」だ。昨年3月、就役した最新鋭の救難母艦で、潜水艦が事故などで海底に沈んだ際、乗員らを救出する。海底に音波を発射し、跳ね返る時間などを解析して、海底一面の様子を把握する。無人潜水探査機に加え、小型の深海救難艇(DSRV)も海中に降ろして、探索を続けている。

 関係者によると、墜落機が発見されれば、民間のサルベージ会社に引き揚げを依頼する。2017年夏、青森県・竜飛崎沖で海自ヘリが墜落した際も、民間の技術力で海底2600メートルから機体を引き挙げた。

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