記事詳細

【親も知らない今どき入試】難関大法学部に強い学校ランク 開成、麻布、桜蔭…トップ10はいずれも中高一貫校 (2/2ページ)

 そうはいっても法学部は難関。その難関大法学部に強い学校のトップは開成の64人だった。内訳を見ると東大29人で全国トップ、京大2人、早大24人、慶大9人だ。2位は麻布の58人、3位は桜蔭、4位は聖光学院、5位は駒場東邦だった。東大合格者が多い学校が、上位に来ているのも特徴だ。トップ10はすべて中高一貫校で、公立トップは東京の日比谷の13位だった。注目されるのは桜蔭、7位の豊島岡女子学園の女子校だ。早稲田大・法学部の合格者トップは桜蔭の30人、慶應義塾大・法学部トップは東京の頌栄女子学院19人で、ともに女子校だ。塾講師は「弁護士などの職業をカッコいいと思う女子が増えているようです。今の高校生は困っている人を助けたい気持ちが強く、弁護士となって助けたいと考える女子が増えているのかもしれません」という。ただ、全体としては、法学部はあまり人気がない。中堅進学校の進路指導教諭は「法律の条文が難しくて意味が理解できず、法学部を敬遠する生徒は少なくありません」という。今年は人気復活となったが、来年以降はどうなるか。

 ■安田賢治(やすだ・けんじ) 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。1956年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。私立学校のコンサルティングにも協力。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版)など。

関連ニュース