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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】日本の有権者は税金泥棒を当選させるな! 選挙は「政治家の採用試験」、慎重な判断を (2/2ページ)

 新人候補の場合は、ある程度やむを得ない。だが、当選経験を有する前職や元職の候補者を、新人と同じ基準で見るのは問題がある。「現職の間に何をしたのか」「その実績や行動力」「人格」などを総合的に見て、採用継続の価値がある人物か否かを慎重に判断すべきである。

 あなたの職場に、《いい加減な理由で何度も欠勤する》《採用時にライバルだった仲間の陰口ばかり言う》《他人に厳しく自分に甘い》《努力しない》《他人の足を引っ張る》《取引先ばかりに気を使い、赤字取引を繰り返す》《怪しい連中との交流がある》ような契約社員がいたら、契約期間満了時に採用を継続するだろうか。

 政治家は、国や自治体の利益を最大化させるために存在する。だが、何十年もの間、私利私欲と支持者の利益ばかりを追求し、国や自治体の利益には何も貢献していない政治家がたくさんいる。

 実績を考慮せず、ニュースで見る有名人だからと投票し、連続当選させる有権者は、税金の無駄遣いが大好きなのだろう。米国籍の私に日本の選挙権がないのは当然だが、約40年間、毎年相当な金額を納税してきた。だから大声で「日本の有権者は税金泥棒を当選させるな!」と言いたい。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

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