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【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】ナチス・ドイツに占領された祖父の村 (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆様!

 新元号、令和おめでとうございます!

 こちらロシアでは、先だっての5月9日はナチス・ドイツ戦勝記念日という祝日でした。この日はロシア各地でパレードが行われ、ドイツと戦った人々の遺族がプラカードを持って行進します。

 現在のロシアを含む旧ソビエト連邦の人々の祖先をたどっていくと、ほとんどの人の親戚の誰かはナチス・ドイツとの戦争で亡くなっている、と言っても過言ではありません。当時のソビエト連邦各地が激しい戦場となり、2000万人以上の多大な犠牲の上に勝利した第二次世界大戦中のこの戦争を、私たちロシア人は“大祖国戦争”と呼んでいます。

 それは当時のスターリン・ソビエトとヒトラー・ドイツとの間の凄惨な戦いでした。

 今回は、その時代を生きた人々の一人である、私の祖父のお話です。

 私の祖父エフゲニー・コレズネフは、1927年に現在のベラルーシ共和国の南東部に位置する、ゴメリ市に近い村で生まれました。

 祖父が14歳になった1941年6月、突如ドイツ軍がソ連の領土に侵攻してきました。

 不意を突かれたソビエト軍は緒戦で大きな損失を出し退却を重ねていき、戦闘に参加していた祖父の父親も、開戦数日後の戦いで亡くなりました…。

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