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訪日した韓国議員団、日本側の“怒り”に驚き「こんな冷遇は初めて…」 識者「日本に面会するメリットない。すべて韓国側がまいた種だ」 (2/3ページ)

 当初、衆参両院の外交担当委員会のトップらと会談しようと、駐日韓国大使館を通じて、衆院外務委員会の若宮健嗣委員長(自民党)らとの接触を試みたが、失敗した。

 参院側とは外交防衛委員会の渡辺美樹委員長との面会が実現した。だが、同時に同委員会の議員3~4人とも面会できるとの期待は外れた。

 面会場所に現れたのは当選1回の渡辺氏だけ。韓国側議員は「こちらの5人は当選回数を全て合わせると『20選』の重鎮ばかり。それに渡辺氏が1人で相手をした」と歯ぎしりした。

 その渡辺氏は、日本側の立場を明確に伝えた。

 まず、日本政府が、韓国のいわゆる徴用工訴訟で日本企業に相次いで賠償が命じられた問題で「日韓請求権・経済協力協定に反する」と抗議しているのに、韓国政府が対応を放置し続けていることを批判した。

 そのうえで、日本政府が、日韓請求権協定に基づき第三国の委員を入れた「仲裁委員会」の設置を求めたことを指摘し、「韓国は仲裁委員会の設置を受け入れるべきだ。韓国が拒めば、大阪でのG20(20カ国・地域)首脳会議に合わせた日韓首脳会談の開催はない」と通告した。

 尹氏は、前出の懇談会で、「韓国国内で感じるより、日韓関係が悪化していると実感した。両国政府ともに、先に手を差し出し、問題を解決しようという意思がない」と肩を落としたというが、「何を今さら」という感想しかない。

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