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【新・カジノ情報局】「ギャンブルの陰に女あり」あの回遊魚たちは今… 「世界遺産」が彼女たちを消した (1/2ページ)

★変化を続けるマカオ(5)

 「犯罪の陰に女あり」というが、実は「ギャンブルの陰にも女あり」で、世界各地、カジノがある場所には売春婦がいるのが通例だ。日本では、この手の話にすぐ目くじらを立てる人がいるが、大の大人がやることに他人がとやかく口を出すべきではないというのが諸外国の考え方だ。ただし行政としては性病の蔓延(まんえん)を防がなくてはならないので、例えばヨーロッパでは、ベルギーに代表されるような「公娼」(=公営の風俗店)を設けている国もある。

 近年の五輪では選手団にコンドームを支給するようになったが、それも同じ考え方によるものだ。ちなみに平昌五輪では過去最大の11万個が選手団に支給された。選手1人あたり約37個という計算になるそうで、苛酷な試合の合間にそれだけの量を使い切るとしたら、さすが世界レベルの体力といえるが、そんなことに感動している場合ではない。

 話を戻すと、マカオにも以前は売春婦が大勢いた。例えばカジノ「L」の回廊では派手な服装の売春婦がぐるぐると歩き回り、そのイメージから「回遊魚」と言われていた。同じフロアにはドッグレースの投票券売場があり、そこに立つ男たちはドッグレースを見るフリをして彼女らを物色していた=写真右。

 売春婦らはギャンブラーに猫のようにまとわりついた。あぶく銭を手にした男が客になりやすいのは事実だが、ギャンブラー以外は相手にしないのかといえば、そういうわけでもなかった。

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