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衆参ダブル選に腰が引けた? 立憲・枝野代表、参院に「首相問責決議案」提出へ (1/2ページ)

 国会は会期末(26日)まで、残り10日となり、与野党の対決色が強まってきた。立憲民主党の枝野幸男代表は16日、夏の参院選に向け、安倍晋三首相への問責決議案を参院に提出する方針を固めた。衆院への内閣不信任決議案提出は見送る方向。一方、菅義偉官房長官は、党綱領に「自衛隊解消」「日米安保の廃棄」を掲げる共産党を含めた野党共闘に、外交・安全保障上の疑問を投げかけた。

 「これから参院選に臨むので、(安倍首相の)問責決議案を出すのが筋ではないかと思っている」

 枝野氏は16日、訪問先の京都市で記者団にこう語った。

 そのうえで、「『衆院の解散がなさそうだから、衆院に不信任案を出す』と安倍政権に思われるのは、しゃくだ」などといい、衆院への内閣不信任案の提出は見送る考えを示した。

 「老後資金の2000万円」問題が発覚したため、野党陣営は「『消えた年金問題』の再来だ」などと勢いづいている。枝野氏は、麻生太郎財務相兼金融担当相への不信任決議案を衆院に提出する方針を打ち出した。

 ただ、内閣不信任案を衆院に提出した場合、安倍首相の「衆院解散」を誘発しかねないとの懸念もあり、少し腰が引けたような対応となった。

 現に、安倍首相周辺では先週末にも、「衆参ダブル選挙」を模索する動きが見られた。安倍首相が電撃的な「死んだふり解散」のカードを切る可能性はゼロではない。

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