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募る不可解…大阪拳銃強奪・飯森容疑者の素性 父は関西テレビの常務、自身もTV局関連会社勤務の過去 (1/2ページ)

 大阪府吹田市の吹田署千里山交番前で古瀬鈴之佑(こせ・すずのすけ)巡査(26)が刺され、実弾入りの拳銃が奪われた事件。強盗殺人未遂容疑で逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)は、人もうらやむマスコミ一家に育った。父親をはじめ親族も有力マスコミの関係者とされ、飯森容疑者も一時地方局の関連会社の社員だった。一家を一瞬にして崩壊させた凶行。容疑者を突き動かした“もの”は何だったのか。

 府警の調べに、「私のやったことではありません」「病気がひどくなったせい、周りの人がひどくなったせいだ」などと意味不明な供述をしている飯森容疑者。ただ、交番で巡査を襲う前、虚偽の空き巣の110番通報をする際に同市内の小中学校の同級生の名を名乗り、事前にその同級生の実家の住所を確認したふしがあるなど一定の計画性も指摘されている。

 飯森容疑者は一体どういう環境で育ったのか。小中高校と吹田市内で過ごし、大学は東京の駒沢大学に進学する。

 父親は、関西テレビ(大阪市)の飯森睦尚常務(63)。飯森常務は17日、代理人を通じ「けがを負わせてしまった警察官やご家族におわび申し上げます」などと謝罪した。

 容疑者を知る関係者がこう語る。

 「飯森容疑者は品川(東京都)の自宅で母親と同居し、事件は、父親が大阪に単身赴任中のことでした。親族に有力マスコミの関係者がいるようです。飯森容疑者も海上自衛隊に勤務後、一時、岩手めんこいテレビ(盛岡市)関連の番組制作会社に勤めていました。典型的なマスコミ一家だったと言えます」

 番組制作会社とは、めんこいエンタープライズで飯森容疑者は2015年9月1日から正社員として勤務。映像の確認業務をしていた。16年4月末に一身上の理由で退職している。その後は、都内のゴルフ練習場にアルバイトとして働いていた。

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