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【瀕死の習中国】香港「200万人デモ」で習近平氏“敗北”か!? 脳裏に浮かぶ「天安門事件」の悪夢…世界各国からも批判で四面楚歌に (2/3ページ)

 大規模デモが起きた9日には、英国のロンドンや、カナダのバンクーバーとトロント、オーストラリアのメルボルン、米国のサンフランシスコとロサンゼルスなど、華僑華人や中国系新移民が多い都市でも、「反送中」デモが連動した。

 それに対し、習政権は、中国本土に「デモ」を飛び火させないためなのか、ネット空間はいきなり通信障害に陥った。フリーWi-Fiが使えず、ソーシャルメディアも機能不全となり、情報が抜き取られたり、消えたりしているという。公安当局側による措置とみられる。

 すなわち、この事態に戦々恐々としているのは、お膝元の香港政府よりも、米中貿易戦争でも追い詰められている習政権なのだ。

 習主席をはじめとする最高幹部7人(チャイナセブン)と、王岐山副主席の8人で密室会議を行ったことや、元最高幹部の長老らが香港と近接する広東省へ移動しているといった情報も漏れ伝わる。ただ、一枚岩かは疑問である。

 共産党幹部が脳裏に浮かべているのは、「事実を隠蔽した」つもりでいる、30年前の1989年6月4日、北京で起きた「天安門事件」のはずだ。民主化運動を推し進める学生たちが、人民解放軍の装甲車の下敷きになるなど流血の惨事となったが、英国の最近の発表では1万人以上が尊い命を失った。

 今回の香港デモでも、警官隊は12日、多数の催涙弾やゴム弾をデモ隊に撃ち込み、胡椒(こしょう)スプレーを浴びせかけたが、これで非常事態を収束させられるとは思えない。

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