記事詳細

拳銃強奪・飯森容疑者「ドラクエやめたら心臓から声が聞こえる」 警察に相談していた

 大阪府吹田市の交番で古瀬鈴之佑(こせ・すずのすけ)巡査(26)が包丁で刺され拳銃を奪われた事件。飯森裕次郎容疑者(33)が2014年11月、「ゲームをやめたら心臓から声が聞こえる」などと警視庁に相談していたことが19日までに分かった。吹田署捜査本部は18日、飯森容疑者を送検した。

 捜査関係者らによると、飯森容疑者は14年11月12日夕、警視庁品川署を1人で訪問。「ドラゴンクエストのゲームをやめたら心臓から声が聞こえて困っている。昔住んでいた吹田市の人たちの声です」「友達や小学校の先生、自衛隊にいたことがあるがそのときの同僚の声などが聞こえる」「心臓の中を確認してもらうことはできますか?」などと話した。

 対応した警察官が病院で診察を受けることを勧めると、おとなしく帰宅し、その後、相談やトラブルなどはないという。

 飯森容疑者は精神障害者保健福祉手帳を交付され、心療内科に通っていたことがある。逮捕後の調べには、「私のやったことではありません。病気がひどくなったせい、周りの人がひどくなったせいです」と容疑を否認している。

 胸など複数箇所を刺され、容体が心配されていた古瀬巡査は、肺の一部を摘出する手術を受けたものの、良い方向に向かっているという。

 飯森容疑者は小学校から高校まで事件現場近くに居住していた。吹田市立小の卒業アルバムでは「野球を頑張ってプロ野球に入る」とつづっていた。将来の夢のコーナーで「これからも野球をがんばって プロ野球に入って またがんばって大リーグに入れたら入って世界をせいふくする」。クラスの中心的存在だったといい、有名人になりそうな人ランキングでは、30~40人のクラスで2位だった。

関連ニュース