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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】日本もようやく韓国に措置 “トランプ流”独自外交が、沈滞していた世界の「新陳代謝」を促す (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領による、既成概念を無視した独自外交が、世界を動かしている。

 トランプ氏は6月30日、南北軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談し、現職の米大統領として初めて北朝鮮側に足を踏み入れた。

 この前日、トランプ氏はツイッターで、《重要な会議を終えた後、日本から韓国に出発する。正恩氏がこれを見ていたら(南北軍事境界線のある)DMZ(非武装地帯)で握手してあいさつするために会うかもしれない!》と呼びかけた。

 そして、翌日、会談を実現させてしまった。

 電撃会談には次の3つの可能性があると思う。「急な思いつき」か、「以前から水面下で可能性を探っており、前日にサプライズで表明した」「中国が主導権を握ることを阻止するため」だ。

 通常の外交は、官僚が綿密に懸案を調整したうえで、最後に首脳同士が会談し、自国の国益や価値観を守る。だが、ビジネスマン出身のトランプ氏は、まず首脳会談を実現させてしまう。

 米民主党のチャック・シューマー上院院内総務は、人権を平気で侵害する独裁者(正恩氏)に、トランプ氏が取り入ることが米国の国益を低下させると批判している。

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