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はやぶさ2、小惑星に再着陸成功 世界初の地下物質採取

 また快挙だ。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日午前、探査機はやぶさ2が小惑星りゅうぐうの表面に2回目の着陸を果たし、世界初となる地下の岩石破片の採取にも成功したとみられると発表した。地球に持ち帰れば、太陽系の起源に迫る研究成果も期待される。JAXAの久保田孝教授は「ほぼ想定した通りの完璧な動きだった。着陸は大成功だ」と胸を張った。

 はやぶさ2は、着陸や人工クレーターづくりなど主要な任務を全て成功させた。年末にりゅうぐうを離れ地球への帰途に就く。2020年末ごろの帰還を予定している。

 2月に最初の着陸を成功させたこともあり、相模原市のJAXA管制室は終始落ち着いた様子。午前10時20分ごろに上昇に転じたことを示す信号を受信すると、喜びと安堵の表情が広がった。

 地下物質は太陽風などによる風化を受けておらず、46億年前に誕生した太陽系の起源に迫ることに役立つ。生物の材料となった有機物が見つかる可能性もある。

 りゅうぐうと地球は現在、2億5000万キロ離れており、通信には片道約14分かかる。はやぶさ2は着陸の前後は自らの判断で行動し、着陸後、数秒でエンジンを噴射し上昇した。