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【参院選2019】参院選、近畿地方の中盤情勢は… 「大阪」立民・美人弁護士候補が苦戦 「滋賀」進次郎氏応援入りで自民復調 (2/2ページ)

 「千年の都」を誇る京都選挙区(同2)では、自民党の西田昌司氏が引き離しにかかる。残る1議席を、共産党の倉林明子氏と、立憲民主党の増原裕子氏が競り合う。

 有馬氏は「京都では、共産党の地力がやはり強い。増原氏の性的少数者の理解を促す活動は理解されているが、1票に結びつかせることに腐心しているようだ」と語る。

 プロ野球「阪神タイガース」の本拠地・甲子園球場のある兵庫選挙区(同3)は、自民党の加田裕之氏が序盤に引き続き、堅調だ。残り2議席をめぐり、公明党の元外交官、高橋光男氏と、立憲民主党のアナウンサー、安田真理氏、維新の清水貴之氏が三つどもえの戦いを続ける。

 滋賀選挙区(同1)は大接戦だが、有馬氏は「当初、元滋賀県知事の嘉田由紀子氏が『やや優勢』とみられたが、陰りが出てきた。自民党は、安倍晋三首相(6日)や、小泉進次郎厚労部会長(4日、10日)らの現地入りで、二之湯武史氏に弾みがついた」と指摘する。

 「1人区」の奈良は自民党の堀井巌氏、和歌山は同党の世耕弘成氏が「優勢」だ。世耕氏は経産相として、韓国への輸出管理強化で毅然(きぜん)とした態度を見せていることも好評だ。

 有馬氏は、近畿圏(2府4県)の中盤情勢をどう総括するのか。

 「日本維新の会の勢いは、大阪や兵庫を中心に強い。それ以外では、『1人区』は自民党、『複数区』では自民党と立憲民主党という構図は序盤戦から続いている。中盤・終盤戦になると、有権者は『ネームバリューよりも政治の安定』を考える傾向がある。今後、維新支持票などがどう動くか注目だ」

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