記事詳細

【ここがヘンだよ!日本】憲法改正は当然…これ以上“矛盾拡大”を放置するな 野党「憲法改正反対!」と叫ぶだけなら… (1/2ページ)

★(2)

 安倍晋三首相(自民党総裁)は、今回の参院選(21日投開票)について、「この選挙は、しっかりと(憲法改正について)議論していこうという候補者や政党を選ぶのか、そうではない人たちを選ぶのかという選挙だ」と語っている。ようやく、憲法改正が選挙の争点に浮上した。

 私は「憲法を改正すべきだ」と思っているし、それに反対する理由がよく分からない。というのも、わが国の制度には「憲法違反の疑念」が絶えないものが多いからだ。

 筆頭に挙げられるのは、自衛隊の存在だ。

 いまだに憲法学の通説では、「自衛隊の存在自体が警察力の範疇(はんちゅう)を超えており違憲」とされている。ましてや、集団的自衛権を容認した安全保障法制については、かつて政府側で憲法審査をする立場であった元法制局長官までもが、名を連ねて「違憲」と述べている。

 身近な範囲では、私立学校や民間の福祉団体に対する助成金についても違憲の疑いがある。

 憲法89条は、「公金その他の公の財産は(中略)公の支配に属しない慈善、教育もくしくは博愛の事業に対し、これを支出し、またはその利用に供してはならない」と記している。

 これを単純に読むと、国公立以外の学校や福祉団体には補助できなくなる。もちろん、現実には民間団体に多額の補助がなされているし、それがなければ日本の教育も福祉も成り立たない。

関連ニュース