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【親も知らない今どき入試】「MARCH現役進学率が高い学校」ランク 上位に神奈川県内の公立校多数 (2/2ページ)

 そのような状況で、MARCHの現役進学率トップは鎌倉で31・0%だった。278人が合格して99人が進学した。2位は大和の29・6%、3位が光陵の27・3%、以下、希望ケ丘、浦和・市立、東京都市大等々力の順。公立校が強い。中高一貫校は合格者が多いが、進学していないようだ。また、神奈川の学校が多くなっているのも特徴だ。

 神奈川の高校の進路指導教諭は「東京の西部地区や神奈川にキャンパスがあるMARCHの大学が多いからでしょう。立教大はキャンパスがありませんが、湘南新宿ライン、副都心線の開業など、新線の影響で池袋キャンパスへ通学しやすくなっていることも影響しています」という。

 来年はセンター試験最後の入試となる。今年以上の安全志向でMARCHを敬遠する受験生が増えるのか、今年、志願者が減ったことで来年は揺り戻しがあるのか注目だ。

 ■安田賢治(やすだ・けんじ) 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。1956年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。私立学校のコンサルティングにも協力。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版)など。

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