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【ここがヘンだよ!日本】「年金問題」見て見ぬふりの与党も与党だが… 野党の高齢者世代へ「バラマキ政策」も無責任! (1/2ページ)

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 現在、参院選(21日投開票)の真っ最中であるが、主要な争点として「年金問題」が挙げられる。

 「老後に備えて、公的年金のほかに2000万円の資産形成が必要」とまとめた金融庁審議会の報告書が大炎上し、麻生太郎財務相兼金融相が「報告書を受け取らない」という前代未聞の対応したことは記憶に新しい。

 野党各党は、こうした国民の老後の不安にかこつけて、「一生懸命、皆さまにお金をバラマキます」と演説して回っている。例えば、「高齢者の医療福祉の負担を引き下げます」とか、「将来にわたって年金の手取りが減らないように制度改正します」とかいった具合だ。ため息が出る。

 現実を見れば、就労期間の手取り収入に対する年金の受給額を示す「所得代替率」の値は現在63%で、「節約すれば年金だけでも食べていけるかもしれないな」という水準だが、これが政府の試算では将来的には少なくとも50%、悪いケースでは33%まで下がると示されている。

 現役時代に月給30万円程度の収入があったサラリーマンは、今ならば月々19万円の年金が受給できるが、将来的にはよくても15万円、悪ければ10万円弱にまで月の年金受給額が下がることになる。

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