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【ここがヘンだよ!日本】「年金問題」見て見ぬふりの与党も与党だが… 野党の高齢者世代へ「バラマキ政策」も無責任! (2/2ページ)

 つまり、少なくとも年金という面では「今の高齢者は恵まれている」のであり、今の30代、40代は「社会保険料率が上昇して負担がどんどん増えてきたにも関わらず(=平成だけでも6%上がった)、もらえる年金の額は減っていく」のだ。

 こうした問題を見てみぬふりする与党も与党だが、無責任に現在の高齢者世代へのバラマキを約束する野党も野党だ。

 結局、その負担は、30代、40代が負うことになるのだ。もうやめてくれ。確かに、現実は厳しい。その厳しい現実の中でも、将来に責任を持つのが政治というものではないだろうか。

 ■宇佐美典也(うさみ・のりや) 1981年、東京都生まれ。東大経卒、経産省入省。企業立地促進政策、農商工連携政策、技術関連法制の見直しを担当後、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)で電機・IT分野の国家プロジェクトの立案やマネジメントを行う。2012年9月に経産省を退職。現在、政策コンサルタントとして活躍する。著書・共著に『朝日新聞がなくなる日-“反権力ごっこ”とフェイクニュース』(ワニブックス)、『逃げられない世代-日本型「先送り」システムの限界』(新潮新書)など。

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