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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】韓国の“異常さ”は文政権になって拍車かかった!? 「GSOMIA破棄」はトランプ米大統領“侮辱”に等しい行為 (1/2ページ)

 終戦の日である15日、日本中が戦没者を追悼して世界平和を祈念するなか、お隣の韓国では日本の朝鮮半島統治からの解放記念日「光復節」の式典が中部・天安(チョナン)で開催された。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の演説について、一部メディアは「対日批判がトーンダウンした」と伝えたが、私はそのようには感じなかった。

 「日本が隣国に不幸を与えた過去を省察するなか」「日本が対話と協力の道に乗り出せば、われわれは快く手を取る」

 この演説のどこがトーンダウンなのか。韓国メディアで確認したが、上から目線は変わっておらず、耳を疑いたくなる発言ばかりだった。

 そもそも、文政権になって韓国の異常さに拍車がかかった気がする。

 国会議長は「天皇陛下(現上皇さま)への謝罪要求」を突き付け、韓国政府は1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決」した、いわゆる「元徴用工」への補償問題を蒸し返した。韓国海軍駆逐艦による自衛隊機へのレーダー照射事件では非を認めない。

 慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」で一致した2015年の日韓合意も反故(ほご)にし、日本政府が10億円を拠出した「和解・癒やし財団」は一方的解散となった。5億円が残っていたはずだが、日本政府に返却されることもなく、藪の中だ。

 協定や合意に「完全かつ最終的」とか「最終的かつ不可逆的」と書かざるを得ないほど、韓国に信用がない証拠といえる。日本政府は念押しとして文言を入れたが、それでも文政権は国家間の約束を破ったわけだ。

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