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「命を張って反対する!」カジノ誘致めぐり“ハマのドン”が横浜市長に憤慨! 「顔に泥を“塗らせた”人がいる」 (2/2ページ)

 日本のIR構想にはMGMやサンズなど米カジノ大手が相次いで参入を表明していることもあり、藤木氏は「形を変えた植民地」とも表現する。カジノで生み出される利益が地元に落ちず、米国に吸い上げられてしまうことへの懸念もうかがえる。

 山下ふ頭には港湾事業者の倉庫が並ぶほか、記者会見が開かれた横浜港運会館がある。藤木氏はIR誘致に「命を張って反対する」といい、行政による強制執行があった場合も「ここで寝泊まりする」と抵抗する意思を示した。

 政府はIR誘致の申請期限、開業を認める区域の選定基準を盛り込んだ基本方針案を早ければ9月にも公表する。

 IRの認定地域は最大3カ所で大阪府・市、和歌山、長崎両県が招致を表明、北海道や東京都、千葉市なども検討するなか、横浜は「市や地元政治家らは水面下で調整しようとしているが、説得できないまま見切り発車した形」(同市関係者)といい、地元有力者が反対したままの誘致活動に突入する。

 同市関係者は「山下ふ頭に近い元町もかつてのにぎわいを取り戻す起爆剤としてIRに期待する声もある。賛成派を少しずつ固めていく一方で、最終的にはIR施設周辺での事業開発などの条件交渉になるのではないか」と話す。

 日米の思惑が入り乱れる「カジノ・ロワイヤル(王者のカジノ)」。最後に勝つのは-。

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