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【東アジアの動乱と日本の針路】始まった韓国「消滅」のカウントダウン 「赤化統一」へ突き進む文政権、トランプ氏の本音は「北非核化」と「在韓米軍撤退」のディール (2/3ページ)

 北朝鮮が非核化を決断すれば、トランプ氏は在韓米軍撤退というプレゼントを、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に渡し、これでギブ&テイクの取引完了というシナリオである。

 取引材料にするためには、現時点で在韓米軍を撤退させるわけにはいかないから、当面は米軍は韓国に留まる。しかし、トランプ政権中枢の本音レベルで言えば、韓国はもはや、切り捨てられる運命にある。

 文氏は9月9日、腹心のチョ国(チョ・グク)氏を法相に強行任命したが、この日、もう1つの大きな事件が起きている。

 文正仁(ムン・ジョンイン)統一外交安保特別補佐が、米韓同盟を決定的に否定する発言を行ったのである。正仁氏は高麗大学で行った講演で、「韓米同盟を生かそうとして、南北関係がダメになっている」「南北関係において最大の障害は国連軍司令部だ」などと主張した。

 国連軍司令部とはすなわち、米軍のことである。つまり「在韓米軍がいるから、南北統一ができないのだ」と、反米主義を鼓吹したのである。文政権による、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定は、反日行為であるという以上に、反米行為であった。

 トランプ政権は現在、新しいチャイナ(中国)封じ込めのための「安全保障のダイヤモンド構想」を提唱している。

 これは米国と日本、オーストラリア、インドの4カ国の協力によって、中国の帝国主義的拡張を押さえ込んでいこうという戦略である。米国との協調路線をとるとは、この対中包囲網に参加するということである。

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