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【永田町・霞が関インサイド】“最悪の日韓対立”に米国も危機感 米専門家「一番自分自身を傷付けているのは韓国だ」 (1/2ページ)

 出口が見えない「日韓対立」は、米国の首都ワシントンでも大きな話題となっている。

 戦略国際問題研究所(CSIS)が9月30日、韓国紙・中央日報と共催した第9回「フォーラム2019」は盛況だった。とりわけ、ドナルド・トランプ大統領に解任されたジョン・ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が公開の場で初めて講演するというので注目を集めたのだ。

 同氏は「米国はこれまで、日本・米国・オーストラリア、日本・米国・インドのように、『日米同盟』『米韓同盟』を基軸としながら複数国間の関係を進展させてきたのに、現在の日韓関係は逆の方向に進んでいる」としたうえで、「米国にとって日韓関係は火急の問題だ」と指摘した。

 さらに、「とりあえず、今が最悪の状況で、これ以上悪化しないことを望むが、この状況が続くほど、日米韓いずれも弱体化することは間違いない」と述べた。

 マイケル・グリーンCSIS上級副所長は「日米韓3カ国とも、地政学的、経済学的に損害を被っている。その中でも、一番自分自身を傷付けているのは韓国だ」と語ると同時に、「日本はおそらく戦術的に勝利を収めているが、損害が大きく、得る者は少ない『ピュロスの勝利』(Pyrrhic victory=大きすぎる犠牲を払って得た勝利)だ」と付言している。

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