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香港、騒乱収まらず 男子大学生が転落死…市民の間で政府への怒り高まる

 香港の騒乱は収まる気配が見えない。学生と警官隊の衝突で男子大学生が転落死したこともあり、市民の間で香港政府への怒りが高まっているのだ。香港の九竜地区や新界地区では10日、一部デモ隊が地下鉄駅の改札口や親中派とみなす飲食店を破壊する騒ぎに。警察は強制排除のため催涙弾を発射し、多数を拘束した。

 香港メディアによると、新界地区では警察が事前警告なしに発射した催涙弾が香港メディアの記者に当たり負傷。中心部の商業施設でもマスク姿の市民が拘束される場面があった。

 香港では抗議活動の発端となった「逃亡犯条例」改正案の審議を妨害した罪で民主派議員6人が起訴された。別の民主派議員1人も近く起訴される見通し。7人のうち4人は、民主派の躍進が予想される24日の区議会選に立候補している。

 11日午前には地下鉄の運行や主要道路での車両の通行を妨害する動きが呼び掛けられている。

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