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米軍トップ、在韓米軍“撤退”示唆 GSOMIA失効期限にらみ異例の「圧力」 朝鮮日報は「核武装すれば不要」の異常 (3/3ページ)

 だが、トランプ政権は「GSOMIA破棄=韓国のレッドチーム入りの宣言」とみているフシがある。

 文政権も「反米・離米」に傾いている可能性がある。

 朝鮮日報(日本語版)は13日掲載の社説で、ミリー氏の発言を取り上げ、「これはいわば『最後のとりで』が崩壊したことを意味する」「韓国国民は北朝鮮や中国、ロシアから国を守るため核武装を含むあらゆる決断を下す以外にないだろう。そうなれば韓国にとって在韓米軍は必要ない」と結論づけているのだ。

 韓国を代表する新聞が社説で「核武装」「在韓米軍は必要ない」と書くとは尋常ではない。

 14、15日に行われる米韓国防当局の協議をどうみるか。

 元韓国国防省北韓分析官で、拓殖大学主任研究員のコ・ヨンチョル氏は「文政権が『GSOMIA破棄』に踏み切るかは、五分五分だろう。破棄を通告して、在韓米軍の縮小・撤収まで求める恐れもある。それが『反米・離米』の文政権の狙いかもしれないが、韓国世論は『文政権は国防音痴だ』『安全保障を任せられない』と猛烈に反発するはずだ。致命的打撃となり、文政権が倒れるかもしれない。トランプ政権は、文政権を見限っているが、中国や北朝鮮とのパワーバランスを考えると、在韓米軍の縮小はあっても、完全撤退はあり得ないだろう。強烈な圧力を加えているのは、文政権を倒すためではないか」と分析している。

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