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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】中国の艦船、北のミサイル…憲法審査会で議論しない野党は国民を“舐めている” (1/2ページ)

 衆院憲法審査会は7日、今国会で初となる実質論議を行った。憲法審の議論は、5月に民放連から国民投票時のCM規制に関し意見聴取して以来で、実質的議論となる自由討議は2年ぶりだという。

 「国会の『職場放棄』という異常事態はひとまず解消された」と報じたメディアもあったが、それだけ一部野党による憲法改正への妨害(=審議拒否)がひどかったということだ。心底怒りがこみ上げてくる。

 立憲民主党の山尾志桜里衆院議員は同審査会で「手続きの議論が終わらない限り、一切中身に入れないというのはおかしい。国民には、自分たちの代表者を通じて、現代の憲法論点を知ったり、伝えたりする機会が保証されるべきだ」と発言したという。極めて真っ当であり、今後どんどん議論を深めてもらいたい。

 ところが、同党の枝野幸男代表は「国会の議論の段取りは国会対策マターだ」といい、山尾氏の発言に不快感をあらわにしたという。全くバカげた話だ。

 憲法96条には「憲法改正手続き」が明記されている。つまり、憲法自体が改正を前提にしているのであり、憲法改正に反対する政党は「立憲主義に反している」と言われても仕方ない。

 一部野党が、憲法の議論を拒む理由は、大きく2つある。

 第1は「選挙で投票してくれた護憲派の有権者に忖度(そんたく)している」からだろう。

 だが、中国艦船が連日のように領海を侵犯し、北朝鮮による弾道ミサイルの脅威がある現状で、日本の防衛が素っ裸のままでいいわけがない。襲われても戦わないなどという考え方は、近代国家では通用しない。

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