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【長谷川幸洋「ニュースの核心」】野党議員はガセ情報流し…大騒ぎした揚げ句、事実関係すら間違える 「桜を見る会」批判の軽薄さ (1/2ページ)

 首相が主催する「桜を見る会」が炎上している。安倍晋三首相は批判を受けて、来年の開催中止を発表した。この騒動をどう見るか。

 最初に断っておくが、私も「内閣総理大臣」と送り主が印刷された招待状を受け取ったことがある。正確に覚えてはいないが、もう何年も前だ。それから毎年、来ていたが、私は1回も出席したことがない。それで、そのうち招待状が来なくなった。こんな騒ぎになるなら、無理してでものぞいておけばよかった。

 百聞は一見にしかず。体験していれば、ネタになったのに、まことに残念だ。自分の出不精を反省している。

 報道によれば、それなりに活躍している政治記者やジャーナリストたちには、招待状が届いていたようだ。「オレにも来たぞ」とうれしそうな顔をする記者もいた。

 だから、自分は出席しておきながら、いまになって批判している記者がいるとすれば、まったく不見識というかデタラメだ。かと思えば、出席の事実を伏せたまま、コメントしている有識者もいる。私は、そういう態度を信じられない。不誠実だ。

 後援会関係者を含めて親しい人たちに声をかけるのは「長年の慣行」だった。それが問題と思うなら、もっと早くから指摘すればいい。少なくとも自分が出席していれば、分かったはずだ。

 私は桜を見ながらゴルフをするのは好きだが、お花見はどうでもいいので、桜を見る会に関心はなく、特段の問題意識もなかった。

 さて、来年は中止と決まったが、野党は「これで一件落着にはさせない」と息巻いている。だが、野党が拳を振り上げれば上げるほど、批判はブーメランになって、野党に戻っていくのではないか。

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