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中国に売られる「女子高生」らを待つ過酷な運命 (1/2ページ)

 北朝鮮では当局の国民に対する人権侵害が横行しているが、それだけでなく、体制による抑圧と犯罪組織の違法行為が重なる形で人々を苦しめている現象もある。

 その端的な例が、女性の人身売買だ。犯罪組織に騙され、あるいは拉致されて中国に売られていく北朝鮮女性は相当な数に上ると見られている。

 ◆夜道で襲撃

 このような行為は、もちろん北朝鮮でも違法だ。犯罪行為が摘発されれば、犯人には死刑を含む厳罰が下される。それでも、こうした犯罪が根絶される気配はない。自由を求めて、あるいは家族を養うための出稼ぎ目的で密かに中国へ渡ろうとする女性が少なくないため、犯罪者たちは容易に「カモ」を見つけることができるからだ。

 また、脱北者を痛めつける北朝鮮当局の姿勢は、被害を訴え出ることを女性らに躊躇させている。そのため、いったん女性を中国に売ってしまえば、犯罪が露見するリスクは低いのかもしれない。

 今年5月、中国との国境に面した両江道(リャンガンド)の情報筋は米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に対し、最近、若い女性や女子高生、大学生が被害者となる人身売買が増えつつあると伝えている。

 (参考記事:中国で「アダルトビデオチャット」を強いられる脱北女性たち

 人身売買ブローカーは女性らに「中国でしばらくカネを稼げるようにしてやる」と騙して接近。中国のブローカーと結託し、売り飛ばす手口で荒稼ぎしている。ブローカーの受け取る報酬は女性1人あたり2万元(約31万9000円)から3万元(約47万8000円)。

デイリーNKジャパン

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