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【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】私の家族の年越しと冬の休暇 (1/2ページ)

<<2020年1月6日発行紙面から>>

 ス・ノーヴィム・ゴーダム(明けましておめでとうございます)、親愛なる日本の皆さま!

 皆さまは新年をどうお過ごしされましたか?

 昨年、私はこの連載で一般的なロシアの年越しのお話をご紹介致しましたので、今年は私の家族の年越しと冬の休暇についてお話したいと思います。

 ここ数年の私の12月31日は、同じくエカテリンブルクに暮らす次姉と雪景色のハイウエーを交代で運転しながら、4~5時間かけて約300キロ離れた故郷の町に戻っています。

 実家に戻ると、モミの木の飾りつけと夕食の支度を手伝います。夕方になると特別のディナーで食卓を囲み、クリスマスプレゼントの交換をします。夕食後は、31日になると放送される毎度おなじみのソ連時代のコメディー番組や、何回も観た「ロード・オブ・ザ・リング」のようなアメリカ映画などにチャンネルを合わせ、家族との会話の合間に流し見したりします。

 多くのロシア人は31日に飲んで食べて一晩中新年を祝いますが、お酒を飲まない私たち家族は、23時55分から始まるプーチン大統領のスピーチ番組で大統領の新年の挨拶を観た後はテレビを消し、家族の伝統である新春スキーの用意のために、少なくとも午前1時には寝ます。

 そして1月1日は、朝日が昇る直前の9時頃に実家から車で10分ほどの場所にある山に向かいます。山にはスキーコースがありますので、朝日を浴びながら家族全員で木立の間を滑るマウンテンスキーを楽しみます。